連日盛り上がりを見せているMLB ワールドシリーズ。ヤンキースとドジャースによる超名門同士の頂上決戦が行われています。
そんなワールドシリーズの中継を見ていてあることが、気になりました。
ヤンキースのスタントン選手に『大谷を超える男』という説明が付けられているのです。
これはどういう意味なのでしょうか?本記事で解説します。
スタントンとはどんな選手?
ジャンカルロ・スタントン選手は、ヤンキースに所属する野球選手で、ポジションは外野手です。
MLBデビュー当初はマイク・スタントンという名前で登録されていましたが、現在、ジャンカルロ・スタントンに変更になっています。
WBCにも2度出場しており、2017年には、準々決勝のドミニカ戦で勝ち越し2ランを放つなどアメリカ合衆国の優勝に貢献しています。
プレーの特徴は?
スタントン選手は何といっても規格外のパワーが売りの選手です。
打球速度が非常に速く、平均打球速度は97mph(約156km/h)となっており、トップクラスの速さを誇ります。
三振が多い傾向にありますが、当たれば長打の豪快なスラッガーです。
強肩を武器に守備でも平均以上のパフォーマンスを見せます。ただし、ヤンキースでは指名打者での起用が多くなっています。
スタントンが大谷を超える男と言われる理由は?
スタントンが大谷を超える男と説明されるのはなぜなのでしょうか?
(二刀流ならぬ三刀流?10年年俸1000億を超えた?)
それは、スタントンが打球速度で上回っているからだと思われます。。
まず、大谷選手は4月24日のアストロズ戦で今季メジャー最速弾記録を更新する、打球速度、118.6マイル(約190.9キロ)をマークしています。
その記録は、5月8日のアストロズ戦で、118.8マイル(約191.9キロ)の弾丸ホームランを打って破られています。
角度は15度のライナー性の打球をスタンドまで運ぶなんて、どれだけのパワーがあるんでしょうね。
大谷選手は2ベースヒットだったことからも規格外さが伺えます。
まとめ
今回は、フジテレビの中継で書かれていたスタントン選手の『大谷を超える男』の表記について理由を調査しました。
どうやら、打球速度を比較して書かれている説明らしいことが分かりました。
ネット上では、この表記に対して様々な意見があり、「なんでも大谷基準で書かなくても」「大谷よりキャリアもある選手に対して失礼」「何を持って超えたと言っているのか?」といった意見が多く見られました。
確かに、そもそも役割が異なるので単純比較することは難しいですし、そんなことを言いだしたらどの選手も何かしらの分野で『大谷を超える男』と表記されることになるでしょう。
スタントン選手の記録とパワーのインパクトが凄いのでフォーカスしたくなる気持ちは分からなくはないですが、もっとそれぞれの選手を主役と捉えて説明を作成してもらえると嬉しいですね。
コメント